ことし9月から先月にかけて千葉県の九十九里浜で切断された女性の遺体が相次いで見つかった事件で、遺体の身元が千葉県八街市の75歳の女性と特定されたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、同居する37歳の息子が事件に関わったとみて任意同行を求め、遺体を遺棄した疑いなどで事情を聴いています。
千葉県大網白里市などの九十九里浜では、ことし9月下旬から先月にかけて切断された女性の胴体や頭部などが相次いで見つかり、警察は何者かが遺棄したとみて捜査を進めていました。
捜査関係者によりますと、遺体の身元は歯の治療の痕などから八街市に住む75歳の女性と特定されたということです。
また、警察は、同居する37歳の会社員の息子が事件に関わったとみて、16日朝、任意同行を求めました。現在、死体遺棄と死体損壊の疑いで事情を聴いています。
警察は女性と息子が住んでいた自宅を16日朝から捜索していて、関係資料の押収を進め事件の詳しいいきさつを調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB