災害が発生した場合など、いざというときに役立つ風呂敷の活用方法を学ぶ教室が室蘭市で開かれました。
生命保険会社が主催したこの日の教室には20代から60代の女性15人が参加しました。
講師は風呂敷の活用術を広めている主婦グループのメンバーで苫小牧市に住む村田なちこさんが務めました。
村田さんは9月の地震の時に風呂敷が役に立ったみずからの経験をもとに、風呂敷を防災に活用する方法を説明しました。
頭や顔に巻くと「防災ずきん」になることや、タオルをたたんで頭に乗せ台所のボウルをかぶって風呂敷で固定するとヘルメットがわりになることを紹介しました。
寒さをしのぐショールとして使うときの羽織り方も紹介され、村田さんが説明するたびに参加者からは驚きの声が上がっていました。
参加した30代の女性は「頭の片隅に覚えておくと何かあったときに大いに役立つと思いました」と話していました。
村田さんは「ふだんから風呂敷に慣れておけばいざというときに役立つ」と話していました。
-- NHK NEWS WEB