冬の日本海を代表する味覚、ズワイガニを販売する催しが石川県輪島市で開かれ、多くの観光客でにぎわっています。
この催しは、地元の漁協などが毎年、開いているもので、石川県輪島市の港の近くの特設会場では、水産会社などがブースを並べてカニを販売しています。
会場には、ズワイガニのオス約5000匹とメス約1万匹が並べられ、このうち、地元の漁協が出した店では、オスが1匹2000円から、メスが1匹600円で売られていました。
会場では、多くの観光客などが長い列を作って、お目当てのカニを買い求めていました。
また、メスのカニが1匹丸ごと入った特製のみそ汁を味わったり、炭火焼きのコーナーで買ったばかりのカニを焼いたりして、冬の味覚を堪能していました。
金沢市から訪れた小学2年生の男の子は「カニが好きなので、『連れて行って』と親に言って初めて来ました。メスの卵がおいしかったので来年も来たいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB