日本航空などでパイロットによる飲酒が相次いで明らかになった問題で、菅官房長官は「空の安全に対する信頼を揺るがしかねない、あってはならないことだ」と厳しく批判したうえで、国土交通省で再発防止策を講じるとともに、厳正な処分を行う考えを示しました。
日本航空と全日空は、パイロットによる飲酒の問題が明らかになったことを受けて、先週、問題の経緯や再発防止策をまとめた報告書を国土交通省に提出しました。
これについて菅官房長官は午前の記者会見で「日本航空などの会社でパイロットの飲酒の事案が発生しているが、日本の空の安全に対する信頼を揺るがしかねない、あってはならないことだと厳しく批判をする」と述べました。
そのうえで、「二度とこうしたことが起こることがないように、国土交通省において事実関係を徹底して洗い出し、航空会社の意識改革を含め再発防止策を講じるとともに、厳正な処分を行う」と述べました。
-- NHK NEWS WEB