ソフトバンクグループは、人間がルートを覚え込ませると自動走行してオフィスの床などを掃除するロボットを開発しました。
このロボットは、ソフトバンクグループでロボット開発を手がける子会社のソフトバンクロボティクスが開発しました。
このロボットはアメリカのベンチャー企業が開発した人工知能を搭載し、人間が覚え込ませたルートを記憶して、自動走行しながらオフィスの床などを掃除します。
また、搭載したセンサーが障害物を検知して自動で避けながら走行することができ、1回の充電で3時間、およそ1500平方メートルを掃除できるということです。
主にオフィス向けとして、来年2月から月額2万5000円でレンタルの受け付けを始めるとしています。
ソフトバンクロボティクスはすでにヒト型ロボットの「ペッパー」を開発していて、今回はそれに続く2つ目のロボットとなります。
ソフトバンクロボティクスの冨澤文秀社長は「清掃作業も深刻な人手不足となっている。早朝や深夜時間帯のオフィスの掃除での活用を想定している」と話しています。
-- NHK NEWS WEB