18日、大阪で開かれたご当地キャラクターの日本一を決める「ゆるキャラグランプリ」で、埼玉県志木市で活躍するかっぱのキャラクター、「カパル」が1位に選ばれました。
ことしで8回目となる「ゆるキャラグランプリ」は、18日、大阪 東大阪市で開かれ、全国の自治体や企業などから合わせて909のゆるキャラが参加しました。
インターネットで事前に行われた投票と、会場の投票での結果、埼玉県の志木市文化スポーツ振興公社のキャラクター「カパル」が88万9346票を獲得し、1位に選ばれました。
「カパル」は、地元の民話に登場するかっぱをモチーフにしたキャラクターで、これまでは去年の11位が最高で、今回が6回目の挑戦でした。
公社の担当者は、「今回が最後の挑戦で、てっぺんを目指してきたのでとてもうれしいです」と話しています。
ことしのゆるキャラグランプリでは、今月はじめの暫定的な集計では1位だった「こにゅうどうくん」などをめぐって、インターネットでの投票に必要なIDを自治体が作成して配るなど組織的な投票が問題となり、実行委員会によりますと明らかに組織的だとわかる票は削除されたということです。
「カパル」は、みずからの公式ツイッターで、「皆さんの思いが『カパル』を押し上げてくれた。ホントにホントにちょーありカパールっ!」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB