17日の東京株式市場は、イギリスのメイ首相が、EU=ヨーロッパ連合からの離脱交渉について具体的な方針を示すのを前に、警戒感から幅広い銘柄が売られ、日経平均株価は、取り引き時間中としてはおよそ2週間ぶりに1万9000円を割り込みました。
日経平均株価、午前の終値は16日より113円67銭安い、1万8981円57銭。
東証株価指数=トピックスは、10.82下がって1519.82となっています。
午前の出来高は8億1075万株でした。
市場関係者は「イギリスの複数のメディアが、日本時間の17日夜、メイ首相が行う記者会見で、EUの単一市場からの撤退を表明する可能性があると伝えていて、投資家はリスクを避ける姿勢を強めている。ヨーロッパ事業の拠点をイギリスに置いている金融機関などの株式が売られている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB