派遣労働者から「契約期間の満了と同時に雇い止めにあった」といった相談が相次いでいることから、労働問題に詳しい弁護士が無料で電話相談に応じる「派遣労働者の悩み全国ホットライン」が今月20日から順次、開かれます。
これは弁護士などでつくる「非正規労働者の権利実現全国会議」などが今月23日の「勤労感謝の日」にあわせて行います。
平成27年9月に施行された改正労働者派遣法では、1つの企業で派遣労働者が働くことができる期間を原則3年までとした一方で、「その後も働き続けたい」と労働者が希望した場合、人材派遣会社には派遣先の企業に直接雇用を依頼したり、派遣会社が正社員などとして雇用するといった対応が義務づけられました。
しかし、法律の施行から3年がたち、こうした義務が守られずに契約期間の満了とともに雇い止めにあうケースも少なくないため、「仕事を続けることができない」といった相談が相次いでいるということです。
電話相談会の開催場所と日時、問い合わせの電話番号は次のとおりです。
-- NHK NEWS WEB