1998年のサッカーワールドカップフランス大会で3位に輝いた、クロアチア代表に贈られた銅メダルが、オークションに出されました。貴重なメダルを誰が出品したのか、話題となっています。
イギリスに本社があるオンラインの競売会社を通じて、このほど1998年のサッカーワールドカップフランス大会でクロアチア代表に贈られた銅メダルが、オークションに出されました。
1991年に旧ユーゴスラビアから独立したクロアチアは、フランス大会で初めてクロアチアとして出場し、強豪のドイツやオランダを破る快進撃で3位に輝きました。
競売会社は、「フランス大会の公式銅メダルで、赤、白、青の3色の絹のリボンが付いています。30個しか存在せず、非常に貴重な品です」などと説明しています。
ただ、このメダルを誰がオークションに出したのかは明らかにしてなく、クロアチアでは、出品者は誰なのか、話題となっています。
当時のクロアチア代表監督は、フランスのAFP通信に対して、「当時の選手たちは金に不自由はしていないはずだ。選手が出したとは思えない」と話しているということです。
オークションは来月上旬に行われる予定で、落札価格は7500ユーロ(日本円でおよそ97万円)と見積もられています。
-- NHK NEWS WEB