千葉県の九十九里浜の周辺に母親の遺体を遺棄したとして同居する長男が逮捕された事件で、調べに対し、長男が「9月26日から翌日にかけて遺棄した」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、車で遺体を運んだとみて動機やいきさつを調べています。
ことし9月から先月にかけて千葉県の九十九里浜の周辺で女性の切断された遺体が見つかった事件では、千葉県八街市の自称会社員、山田基裕容疑者(37)が同居していた母親の容子さん(75)の遺体を遺棄したなどとして逮捕されました。
その後の調べに対し山田容疑者が容疑を認めたうえで、「ことし9月26日に遺体を切断し、翌日にかけて遺棄した。使ったのこぎりは捨てた」などと具体的に供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
また、遺棄したとされる日時に山田容疑者の車が九十九里浜沿いの道路を走っていたことが確認されているほか供述どおりの場所から、のこぎり2本が見つかったということです。
警察は、遺体を車で運んで遺棄したとみて動機やいきさつをさらに調べています。
-- NHK NEWS WEB