千葉県の九十九里浜の周辺に母親の遺体を遺棄したとして同居する長男が逮捕された事件で、調べに対し、長男が「財産をめぐって口論になり、体を揺さぶった。翌朝に死んでいた」などと供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は母親が死亡したいきさつや動機について詳しく調べています。
ことし9月から先月にかけて、千葉県の九十九里浜の周辺で女性の切断された遺体が見つかった事件では、千葉県八街市の自称会社員、山田基裕容疑者(37)が、同居していた母親の容子さん(75)の遺体を遺棄したなどとして逮捕されました。
その後の調べに対し山田容疑者が容疑を認めたうえで、「9月25日の夜に財産をめぐって母親と口論になり、体を揺さぶった。翌朝に死んでいた」などと供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。また、「遺体を切断し遺棄した。使ったのこぎりは捨てた」などと供述しているということです。
これまでの調べで母親の容子さんの死因は分かっていないということで、警察は死亡したいきさつや動機について詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB