今月25日、千葉県佐倉市のマンションの1室で、この部屋に住む75歳の会社社長が殺害されているのが見つかった事件で、被害者の頭部に殴られたような傷が複数あったことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、マンションを出入りした人物を中心に不審者の洗い出しを進めています。
今月25日の昼すぎ、千葉県佐倉市ユーカリが丘の高層マンションの1室で、この部屋に住む岩井二郎さん(75)が死亡しているのが見つかり、警察は、遺体の状況などから殺人事件として捜査しています。
これまでの調べで、岩井さんの頭部に殴られたような傷が複数あったことが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。
警察によりますと、岩井さんは日本語学校を経営する会社の社長で、現場となった29階建てのマンションの最上階で1人暮らしをしていたということで、最後に生存が確認された今月23日から遺体で見つかる25日までの間に何者かに殺害されたとみられています。
警察は、この期間に付近の防犯カメラに写った映像を解析するなど、マンションを出入りした人物を中心に不審者の洗い出しを進めています。
-- NHK NEWS WEB