福岡県内の林道で、タイヤを滑らせて軽トラックを走らせる危険な「ドリフト走行」を行ったとして31歳の会社員が書類送検されました。会社員はSNSに走行の動画を投稿していて、警察の調べに対し「インスタグラムのフォロワーからの『いいね』が増えてうれしかった」などと供述しているということです。
書類送検されたのは、福岡県添田町の31歳の会社員の男です。
警察によりますと、会社員はことし5月、近くの林道でタイヤの幅を広げて改造した軽トラックを運転していた際、タイヤを滑らせて車を走らせる危険な「ドリフト走行」を行ったとして、道路交通法違反などの疑いが持たれています。
会社員は去年9月ころからドリフト走行を始め、インスタグラムに走行の動画を投稿していましたが、動画を見た人から警察に通報があり、違法な走行が発覚したということです。
調べに対し、会社員は「自分のテクニックをみんなに見せたかった。インスタグラムのフォロワーからの『いいね』が増えてうれしかった」などと供述しているということです。
警察によりますと、インスタグラムに投稿された動画をきっかけに違法な走行が摘発されるのは全国で初めてだということです。
-- NHK NEWS WEB