1日午前、岐阜県関市で解体中の建物からダイナマイトのようなものが120本余り見つかりました。かなり湿った状態だったため、爆発の危険性はないということで警察は、詳しい状況などを調べています。
1日午前9時半ごろ、関市富之保で建物の解体作業をしていた工事関係者から「ダイナマイトのようなものが見つかった」と警察に通報がありました。
警察が調べたところ廃材置き場に置かれていた木箱の中から、長さおよそ18センチ、直径3センチほどのダイナマイトのようなもの122本が見つかりました。
起爆させるための雷管のようなものも13本ありましたが、かなり湿った状態だったため、爆発の危険性はなく、発見からおよそ5時間半後に専門の業者が回収しました。
解体作業は先月14日から始まり現在は、ほぼさら地の状態になっていて、1日は廃材などを整理していたということです。
建物を所有する男性によりますと、この建物は今は空き家ですが、10年ほど前まで建設会社を営んでいた父親が事務所として使っていて木箱は建物の解体前に押し入れの中から見つかったということです。
この男性は「びっくりしています。まさかそんなものがあるとは思わなかった」と話していました。
警察が詳しい状況などを調べています。
-- NHK NEWS WEB