4K・8Kの本放送のスタートにあわせて、家電量販店では、対応するテレビなどが並び、年末商戦の注目商品として期待が高まっています。
都内にある家電量販店「ビックカメラ」の売り場には、4K・8K放送に対応したテレビがメーカーごとにずらりと並んでいます。
チューナーを内蔵しているテレビ以外は、外付けのチューナーが必要になるためメーカー各社は、専用のチューナーを続々と発売し、このところ、売れ行きが伸びているということです。
この量販店では、売れ筋の50インチのサイズでチューナーを内蔵している4Kテレビは20万円ほど、内蔵していないタイプはおよそ12万円から販売しているということです。
売り場の中心には、先月発売されたばかりのチューナー内蔵型の8Kテレビが置かれ、訪れた人たちは真剣な表情で製品を見比べていました。
売り場を訪れた女性は「とてもきれいな映像を見ることができるので、東京オリンピックやパラリンピックを4K8Kテレビで見てみたいです」と話していました。
また、テレビの買い替えを検討している男性は「スポーツ観戦が好きなのでこの機会に4Kテレビを買ってみようと考えています」と話していました。
テレビコーナー担当の萩原隆史さんは「本放送のスタートにあわせて売り場に訪れる人が確実に増えてきています。購入してもらうきっかけになると思うので、これからの年末商戦に向けて、販売に力を入れていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB