ことし話題を集めた出来事をひな人形で表現する「変わりびな」の発表会がさいたま市で開かれ、ことし引退した歌手の安室奈美恵さんなどの人形が披露されました。
さいたま市岩槻区の老舗の人形メーカーではその年に話題を集めた出来事をひな人形として制作していて、ことしはおよそ2700通の応募の中から選ばれた５つのテーマの人形が披露されました。
最も応募が多かったのは９月に引退した歌手の安室奈美恵さんで、ラストツアーで歌う安室さんをイメージした人形は、背景がデビュー26周年の「26」という数字と大きなハートで彩られています。
次いで多かったのがことし２月のピョンチャンオリンピックで活躍したフィギュアスケートの羽生結弦選手とスピードスケートの小平奈緒選手で、２人が金メダルを獲得した時の様子などが表現されています。
人形メーカーの戸塚大介社長は「平成最後なので、職人たちも気合いを入れて作りました。変わりびなを見て、楽しみながらこの１年を振り返ってほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB
