4日の東京株式市場、日経平均株価は500円を超える大幅な値下がりになりました。3日までの株価の上昇を背景に当面の利益を確保するための売り注文が広がりました。
日経平均株価、4日の終値は3日より538円71銭安い、2万2036円5銭。
東証株価指数=トピックスは39.85下がって、1649.20。
1日の出来高は15億5187万株でした。
日経平均株価は、3日まで7営業日連続で上昇し、合わせて1000円余り値上がりしていましたが、4日一日で、ほぼ半分が帳消しになりました。
市場関係者は「米中首脳会談に期待して先回りして株式を買っていた海外の投資家などが、当面の利益を確保しようと売り注文を増やした。アメリカと中国の貿易交渉の次の期限が来年2月末までだと伝わったことで、限られた時間では交渉の先行きに楽観できないとの見方が出たことも株安につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB