鳥取県を代表する冬の味覚、カニのだし汁を飲める蛇口が、米子空港に登場しました。
蛇口が設置されたのは、米子空港1階の到着ロビーで、鳥取県を代表する冬の味覚のカニをいかした新たな話題づくりを狙って空港ビルを管理する会社が企画しました。
利用者が蛇口をひねると地元の飲食店で調理された温かいカニのだし汁が出てきて、おちょこほどの大きさのコップで味わいます。
蛇口の後ろにはタンクが備えられ、最大で100杯ほどのだし汁を無料でふるまうことができるということです。
4日の夕方には香港からの定期便が到着し、観光客が早速蛇口をひねって旬の鳥取の味を楽しんでいました。
この蛇口は、来年2月末まで設置される予定です。
香港から夫婦で訪れた30代の男性は「カニを楽しもうと米子に来ました。だし汁も十分、おいしかったです」と話していました。
米子空港ビルの塩見実沙紀さんは「この蛇口が話題になってより多くの人に鳥取のカニを知ってもらいたいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB