AI=人工知能やロボットなどデジタル技術の進展による社会の変化に対応した、人材の育成や採用活動の在り方を話し合うため、経団連と大学側が新たな対話の場を設けることになりました。
新たな対話の枠組みは、経団連からは中西会長はじめ副会長などの企業経営者、大学側からは国公立や私立の大学学長が参加し、来月にも議論をスタートさせます。
今後、AIやロボットなどのデジタル技術の進展によって、個人の生活や産業構造が大きく変化することが見込まれる中で、求められる人材像や能力について意見を交わします。
また、文系・理系の枠を超えた学部やカリキュラムの在り方などの大学教育の見直し、新卒一括採用だけではない、中長期的な採用の在り方についても議論する予定です。
そして、トップレベルでの対話に加え実務レベルでの作業部会を作って、経済界と大学側が共同で具体的な取り組みを進めていくということです。
-- NHK NEWS WEB