6日の東京株式市場、日経平均株価は一時、500円を超える値下がりとなりほぼ全面安の展開になっています。
中国の通信機器大手「ファーウェイ」の幹部がカナダで身柄を拘束されたことを受けて、米中の貿易協議の先行きに対する懸念が高まっています。
市場関係者は「カナダの司法当局による『ファーウェイ』幹部の拘束がアメリカの要請を受けたものであることから、アメリカと中国の関係が悪化し貿易協議に悪影響が出るとの懸念が高まっている。『ファーウェイ』のスマートフォンには日本メーカーの部品も多く使われているとされていて、関連する電子部品などの銘柄に特に売り注文が増え、値下がり幅を広げている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB