米中の貿易協議の先行きへの一段の懸念から、6日のアジア各地の株式市場では売り注文が広がり、株価は軒並み値下がりしています。
6日のアジアの株式市場は、取引開始直後から売り注文が広がる展開となり、各地で株価が値下がりしています。
日本時間の午前11時半現在の各地の代表的な株価指数は5日の終値と比べて、香港がおよそ2.2%と大きく下落しているほか、台湾がおよそ1.9%、シンガポールがおよそ1.1%、韓国がおよそ1%などと軒並み値下がりしています。
市場関係者は「中国の通信機器大手、『ファーウェイ』の幹部の身柄が拘束されたと報じられたことをきっかけに米中の貿易協議の先行きへの懸念が一段と強まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB