6日のニューヨーク株式市場は、中国の通信機器大手「ファーウェイ」の幹部が逮捕されたことで、アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなるという見方から売り注文が広がりダウ平均株価は、一時は700ドル以上の大幅な下落となりました。
6日のニューヨーク株式市場は、中国の「ファーウェイ」の幹部が逮捕されたことで、アメリカと中国の貿易摩擦が激しくなり、両国の協議にも悪影響を与えるという見方から、取り引き開始直後から売り注文が広がる展開になりました。
このためダウ平均株価は、一時、700ドル以上の大幅な下落となりました。
ただ、その後は、買い戻しの動きも出て、終値では、4日と比べて79ドル40セント安い、2万4947ドル67セントでした。
市場関係者は、「4日の取り引きで、およそ800ドル値下がりしたのに続く大幅な下落となったため、取り引きの終了にかけて、買い戻しの動きが広がった。ただ、来年以降、アメリカ経済が減速するのではないかという見方が多くなっていて、積極的に買い注文を入れる材料が乏しくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB