ことし8月、岩手県久慈市の海で釣りをしていたボートが転覆して小学6年生の男の子が死亡した事故で、ボートを操縦していた46歳の会社員が業務上過失致死傷などの疑いで書類送検されました。
ことし8月、岩手県久慈市の海で釣りをしていた3人が乗った小型ボートが転覆し、青森市の小学6年生、樋渡翔成さん(12)が死亡し、ほかの2人が低体温症で手当てを受けました。
八戸海上保安部によりますと、これまでの調べで、ボートは水深が浅くなる海域で急に大きくなる「磯波」を受けたことが原因で転覆したことが分かったということです。
海上保安部は、樋渡さんの親戚でボートを操縦していた久慈市の46歳の会社員が、釣りをしながら移動する際に磯波への安全確認を怠ったのが事故につながったとして、業務上過失致死傷など疑いで7日、書類送検しました。
捜査関係者によりますと、調べに対して容疑を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB