外国人労働者の受け入れ拡大に向けた法案の審議や採決のやり方に抗議する集会が国会前で開かれました。
集会にはインターネットのSNSなどの呼びかけに応じたおよそ500人が参加し、はじめに元SEALDsメンバーの諏訪原健さん(26)が、「人の命や暮らしに関わる法案なのに、審議が不十分なまま突然採決をするなど、国会運営がいいかげんだ」と訴え、法案をいったん廃案にするよう求めました。
参加者は「議論が足りない」などと書かれたプラカードを掲げて、「人権を守れ」とか「強行採決は絶対反対」などと声を上げていました。
参加した30代の会社員の女性は、「日本人も外国人もひとしく人権や労働環境が守られるよう、国会でじっくり話し合ってほしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB