スマートフォンの決済サービス「PayPay」で8日午後、利用が集中した影響で、一時的にすべての機能が停止されました。不具合は今月4日にも起き、会社はシステムの改善を急ぎたいとしています。
PayPayは、ヤフーとソフトバンクが共同で出資してことし10月から始めたスマホの決済サービスです。
会社によりますと、8日夕方、一部の店で支払い手続きがすぐにできないといった状態になりました。
このため会社は午後5時すぎからおよそ15分間、すべての機能を停止し、緊急のメンテナンスを行いました。
PayPayは支払額の20%を還元するキャンペーンを行っていて、客が混み合うなど利用が集中した結果、各店舗とつなぐシステムに負荷がかかったことが原因とみられています。
その後、サービスは復旧したということですが、今月4日にも不具合が発生したばかりで、会社はシステムの改善を急ぎたいとしています。
PayPayは「お客様にご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と話しています。
-- NHK NEWS WEB