7日、埼玉県狭山市で小学2年生の男の子が車にはねられ一時重体になったひき逃げ事件で、40歳の会社員の男が警察に出頭し、逮捕されました。男は無免許で車を運転していて、警察が詳しいいきさつを調べています。
7日午後4時40分ごろ、埼玉県狭山市堀兼の交差点で、横断歩道を渡っていた市内に住む小学2年生の7歳の男の子が左から来た乗用車にはねられました。
警察によりますと、男の子は頭の骨を折る大けがをして一時重体となっていましたが、その後、意識は回復したということです。
はねた乗用車は現場から走り去り、警察が行方を捜査していたところ、8日になって埼玉県朝霞市の会社員、吉田信介容疑者(40)が家族に付き添われて警察署に出頭しました。
警察によりますと、無免許運転で事故を起こしたことを認めたということで、ひき逃げと無免許過失運転傷害の疑いで逮捕しました。
吉田容疑者は当時、会社の車で仕事先から戻る途中だったということで、警察は現場から逃げた理由など詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB