プラスチックごみによる海などの環境汚染が問題となる中、ファミリーレストランの「ガスト」は、10日からすべての店舗で、プラスチック製ストローの提供をやめました。
「ガスト」は、国内に1300余りある店舗すべてで、10日からプラスチック製ストローの提供をやめました。
このうち東京 銀座の店舗では、従業員がドリンクバーの棚からプラスチック製ストローを撤去したあと、各テーブルに提供をやめるというお知らせを置いていきました。
ガストでは、客から要望があれば原料にトウモロコシを使ったストローを提供することにしています。
ランチ時に訪れた22歳の会社員の女性は「よい取り組みだと思います。代替のストローを試しに使ってみましたが、違和感はないです」と話していました。
ガストを運営する「すかいらーくホールディングス」では、2020年までに傘下の「バーミヤン」や「ジョナサン」などにも同じような取り組みを広げていく計画で、年間およそ1億本のプラスチック製ストローが削減できるということです。
「すかいらーくホールディングス」の横田真紀広報担当部長は「別のストローに替えるのはコストがかかるが、環境保護に向けた取り組みをグループ全体で進めたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB