週明けの10日の東京株式市場、日経平均株価は米中関係が悪化することを懸念する見方から全面安となり、一時500円を超える値下がりになりました。
日経平均株価、10日の終値は先週末より、459円18銭安い2万1219円50銭、東証株価指数=トピックスは、30.64下がって1589.81、1日の出来高は13億8309万株でした。
市場関係者は「中国の通信機器大手ファーウェイの幹部がアメリカの要請によって、カナダで逮捕された事件を受け、中国外務省が9日、北京駐在のアメリカ大使に抗議したことなどで、米中の関係悪化への懸念が改めて高まっている。また、けさ発表されたことし7月から9月のGDPの改定値が速報値から下方修正されたことも重なり、全面安となった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB