オーストラリアで102歳の女性が娘の命を奪った病気の研究費を募ろうとスカイダイビングに挑戦しました。
オーストラリアのアイリーン・オーシェイさん(102)は10年前、神経系の難病「運動ニューロン疾患」で娘を亡くしたことから、病気のことを一人でも多くの人に知ってもらい、研究費を募ろうとスカイダイビングに挑戦しました。
今月9日、つえをつきながら飛行機に乗り込んだあと、地上4300mからインストラクターの男性とともに大空に飛び出し、時速220キロで降下しました。
無事着地すると、駆け寄ってきたひ孫と抱き合い、成功を喜び合いました。
地元メディアによりますと、オーシェイさんは早くも次回の目標を立て「来年も飛びたいし、長生きしたら105歳でも挑戦したい」と話したということです。
スカイダイビングの会社は、オーシェイさんは今回の挑戦でこれまでの記録を塗り替え、世界最高齢のスカイダイバーになったとしています。
-- NHK NEWS WEB