経済産業省のホームページに、東北電力が行った入札の参加企業や担当者名などの個人情報が一時掲載されていたことがわかり、経済産業省と東北電力は謝罪するとともに再発防止に取り組みたいとしています。
東北電力によりますと、13日に開かれた新エネルギーに関する会議の資料を、経済産業省がホームページに掲載したところ、会議に参加した東北電力の資料の中に、自社の入札に参加した92社の企業名や入札価格、担当者名などが一時含まれていたということです。
13日の午前に閲覧した人から連絡があり、経済産業省がホームページから削除しましたが、資料は12日夕方からおよそ18時間にわたって自由に見られる状態だったということです。
東北電力によりますと、社内の担当者が経済産業省に電子メールで資料を送信する際、資料を作成するときに参考にしていた入札情報なども誤って送り、経済産業省の担当者も十分な確認をしないままホームページに掲載したということです。
東北電力は「関係者にご迷惑をおかけして深くおわび申しあげます。原因調査を進め、再発防止策を講じたい」としています。
-- NHK NEWS WEB