QRコードを使ったスマホの決済サービス「PayPay」は、支払額の20%を利用者に還元するキャンペーンを13日に終了しました。還元の総額が上限の100億円に達したためだとしていて、開始から10日間で終わったことになります。
「PayPay」は、ヤフーとソフトバンクが共同で出資して、ことし10月から始めたスマホの決済サービスです。
運営会社では、今月4日から利用者に対して、支払額の20%を還元するキャンペーンを始めました。
しかし、利用が集中するなどしてアプリの動きが遅くなったことから、キャンペーン初日の4日と8日、そして13日も決済などのサービスを一時停止するなどの不具合が相次ぎました。
キャンペーンの期間について、会社では、来年3月末まで、もしくは還元額の総額が100億円に達するまでとしていましたが、13日、還元額が上限の100億円に達したとして、開始から10日間でキャンペーンを終了しました。
一方、通信アプリ大手、LINEの子会社が運営する決済サービスの「LINE Pay」は、14日から今月末まで支払額の20%を還元するキャンペーン行うと発表しました。
還元される金額は、期間中、1人当たり最大5000円までで、年末の買い物需要を取り込んで利用を拡大したいとしています。
-- NHK NEWS WEB