容疑者が海外に逃亡している強盗殺人事件など2つの未解決事件について、警視庁はホームページに当時の顔写真や事件の概要などを公開し、情報の提供を呼びかけています。
このうち、平成11年に台東区にあるビルの1室で、宝石販売会社のインド人の男性が殺害され、通帳などが奪われた強盗殺人事件では、被害者の知人でインド人のディワカール・セティア容疑者(42)が指名手配されています。
また、平成12年に大田区のアパートで、妊娠中の主婦が刺されて殺害された事件では、中国人の李富春容疑者(44)が指名手配されています。
それぞれ事件のあと、インドと中国に逃亡しているとみられ、当時の顔写真に加えて、推定される現在の似顔絵も公開しています。
警視庁は、逃亡先でも事件のことを知ってもらおうと、日本語や英語のほか、中国語でも表記していて、これまでに9つの未解決事件について情報を掲載しています。
警視庁は「国外にいても逃げ切れないというメッセージを送り、事件の解決につなげたい」としています。
-- NHK NEWS WEB