15日夕方、宮城県名取市にある3階建ての集合住宅で火事があり、火元の部屋に住む1歳と8歳の男の子の兄弟が死亡しました。
15日午後4時前、名取市増田にある3階建ての集合住宅の1階の部屋から煙が出ていると近くの会社から消防に通報がありました。
消防が消火活動にあたり、火は、およそ1時間後に消し止められましたが、警察によりますと、この部屋に住む1歳の男の子が現場で死亡が確認されたほか、兄で小学2年生の8歳の男の子が病院に搬送後、死亡が確認されたということです。
この部屋には男の子2人と両親が4人で暮らしていて両親にけがはありませんでした。近所に住む男性は「煙がすごかった。辺りが真っ白になるくらい煙が出ていた」と話していました。
現場はJR名取駅から北東におよそ400メートル離れた住宅地で、警察と消防では16日午前、現場検証を行って火事の詳しい原因を調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB