15日、宮城県名取市のマンションの1室が焼け、この部屋に住む8歳の長男が死亡し、1歳の次男とみられる遺体が見つかった火事で、子ども部屋の焼け方が激しいことがわかり、警察は、この部屋が火元とみて詳しく調べています。
16日午後4時前、宮城県名取市増田の3階建てのマンションで、会社員、三澤拓也さん(31)の部屋から火が出て、この部屋が全焼しました。
警察によりますと、この火事で三澤さんの長男で小学2年生の拓美くん(8)が病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
また、焼けた室内からもう1人が遺体で見つかり、警察は、火事のあと行方がわからなくなっている次男の友也くん(1)とみて確認を進めています。
三澤さんは子ども2人と妻との4人暮らしで、夫婦にけがはありませんでした。
警察と消防が16日朝から現場検証を行ったところ、拓美くんはリビングで見つかり、男の子の遺体は子ども部屋のベビーベッドの上で見つかったということです。
警察によりますと、子ども部屋の焼け方が激しいということで、警察は、この部屋が火元とみて火事の原因などを詳しく調べています。
-- NHK NEWS WEB