この年末年始に成田空港の国際線を利用する人は前の年と比べて5%増え、出国のピークは今月29日、帰国のピークは来月3日になる見通しです。
成田空港会社は年末年始の国際線の混雑予想を発表しました。
それによりますと、今月21日から来月3日までの14日間に成田空港を利用する人はおよそ128万人で、前の年の同じ時期と比べて5%増えると見込まれています。
出国ラッシュのピークは今月29日で5万5000人余り、帰国ラッシュのピークは来月3日で4万9000人余りが利用する見込みだということです。
方面別では、期間中のチャーター便が充実したことなどで、ハワイやグアム、それにインドネシアのバリ島といったリゾート路線が去年よりも伸びるほか、LCC=格安航空会社の増便や新規就航を背景に韓国や台湾の近距離路線が堅調だということです。
この年末年始は、来月4日の平日を休めば9連休となる人が多いため、旅行熱が高く、来月6日までは混雑が続くとみられるということで、成田空港会社では期間中、案内スタッフや警備員をふだんより増やしてスムーズな案内にあたりたいとしています。
-- NHK NEWS WEB