週明け17日のニューヨーク株式市場は、景気の先行きに対する不安が強まり、ダウ平均株価は、一時、600ドル以上値下がりするなど、先週末に続き大きく下落しました。
この日のニューヨーク株式市場は、住宅建設に関係する経済指標が市場予測を下回ったことなどから、景気の先行きに対する不安が一段と強まり、ダウ平均株価は、先週末に比べて一時600ドル以上値下がりするなど、売り注文が広がりました。
結局、17日のダウ平均株価の終値は、先週末に比べて507ドル53セント安い2万3592ドル98セントでした。
これで、ダウ平均株価は、先週末の14日と合わせて2日間で1000ドルを超える値下がりを記録したことになり、17日の終値は、4月につけたことし最安値の水準に近づきました。
市場関係者は「米中貿易摩擦に対する懸念も根強いうえ、今週決まる予定の追加の利上げも投資家心理を冷やしている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB