QRコードを使ったスマートフォンの決済サービス「PayPay」を使ったクレジットカードの不正利用が相次いだ問題で、運営会社は、カード情報を登録する際に入力回数に制限をかける対策をとることを発表しました。
PayPayはヤフーとソフトバンクが共同で出資するスマホの決済サービスで、今月、支払額の20%を還元する大がかりなキャンペーンを行いました。
運営会社によりますと、このキャンペーンの期間中にPayPayを使った身に覚えのないクレジットカード決済が行われたという、利用者からの連絡が数十件あったということです。
このサービスでは、アプリにクレジットカードの情報を登録する際、数字3桁のセキュリティコードなどを何度間違えても入力に制限がかからない仕様になっていました。
このためPayPayでは不正利用を防止する対策として18日、セキュリティコードなどの入力回数に制限を設ける措置を取りました。
運営会社は利用者に、アプリをアップデートするとともに、身に覚えのない請求があった場合はカード会社へ問い合わせるよう注意を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB