16日に札幌市で起きた爆発で、不動産会社の店舗に除菌消臭用のスプレー缶が200本余り保管されていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。警察は、数日後に店舗の改装を控え、従業員が大量のスプレー缶の廃棄を急いでいた可能性があるとみて調べています。
16日夜、札幌市豊平区で爆発があり、居酒屋や不動産会社の店舗などが入る建物が全焼して、居酒屋の客など42人がけがをしました。
不動産会社の男性従業員は「廃棄処分する除菌消臭用のスプレー缶およそ120本を室内でまいた」と話していて、警察は、閉めきった室内にガスが充満して引火し、爆発したとみています。
捜査関係者によりますと、この店舗には、従業員がまいた分を含めて、200本余りのスプレー缶が保管されていたということです。
また、数日後から改装が行われることになっていたということです。
警察は、店舗の改装を控え、従業員が大量のスプレー缶の廃棄を急いでいた可能性があるとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB
