経済産業省のホームページに風力発電に関わる企業担当者の個人情報が、半年間にわたって誤って掲載されていたことが分かりました。今月13日にも同様の問題が起きており、経済産業省は、再発防止を徹底するとしています。
経済産業省によりますと、ことし6月、審議会の資料をホームページに掲載した際、日本風力発電協会から提出された資料の中に、風力発電に関わる企業167社の担当者の名前や電話番号などの個人情報が含まれていたということです。
17日に外部からの指摘で分かり、経済産業省はすでに情報を削除しましたが、半年間にわたって閲覧できる状態でした。
経済産業省は、今月13日にも電力会社の入札に参加した企業92社の担当者名や入札価格などをホームページに誤って掲載していました。
掲載の誤りが相次いだことについて、経済産業省は、業界団体や電力会社から個人情報などが含まれたまま送られた資料を、担当者が内容を十分確認せずに掲載したことが原因だとしています。
経済産業省は、ホームページに掲載する際には、個人情報などのデータを取り除くなど管理を強化し、再発防止に徹底して取り組むとしています。
-- NHK NEWS WEB