首都高速道路は、20日から年末に向けて平日の混雑が激しくなる見通しです。ふだんの３倍以上の渋滞も予想され、別のルートの利用や時間に余裕を持った行動を呼びかけています。
年末年始の休み前は、企業の営業車や運送会社のトラックなどの走行が増えるため、首都高速道路が１年で最も混雑する時期の１つです。
渋滞の距離と継続時間から算出した「渋滞量」が増えるのは、20日（木）と21日（金）、それに来週25日（火）から27日（木）までの３日間です。
ふだんの朝や夕方などの混雑する時間帯の３倍以上の激しい渋滞となる見込みです。
特に混雑するのは25日で、箱崎ジャンクション付近や、湾岸線東行きの東京港トンネル付近、３号渋谷線下りの池尻付近をはじめ、複数の路線が合流する場所などで、午前中から夜遅くにかけて激しい渋滞が予想されています。
また年末年始の休みに入ると、渋滞は少なくなる見込みですが、レジャー施設や大型商業施設に向かうルートでは、毎年渋滞が発生しているということです。
首都高速道路は、最新の混雑状況を確認したうえで、別のルートを利用したり時間に余裕を持って行動したりするよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB
