20日の東京株式市場で、日経平均株価は一時、700円を超える大幅な値下がりになり、ことし3月につけた取り引き時間中としてのことしの最安値を更新しました。アメリカのFRB=連邦準備制度理事会による追加利上げの決定を受け、景気の減速に対する警戒感が高まり、全面安の展開となっています。
市場関係者は「アメリカの追加利上げの決定や、今後の利上げペースの発表を背景に、景気の減速に対する警戒感が高まり、投資家の心理が冷え込んでいる。中国・上海市場などアジアの主な株式市場でも株価が下落していることから、午後に入って投機的な売り注文も目立っている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB