札幌市の不動産会社の店舗で起きた爆発に関連し、爆発の原因とみられる除菌消臭用のスプレーについて、料金を客から受け取っていながら消臭作業を行っていないケースが明らかになり、親会社の「APAMAN」は、全国に100以上あるすべての直営の店舗で、同様の不適切な対応がなかったか調査することを決めました。
札幌市豊平区の不動産会社の店舗で起きた爆発では、原因とみられる除菌・消臭用のスプレーが大量に保管されていたことが分かっています。
このスプレーは、仲介する物件の室内を除菌・消臭するために使うことになっていますが、店舗を運営する「アパマンショップリーシング北海道」は、料金を客から受け取っていながら消臭作業を行っていない物件があったことを明らかにしています。
これを受けて、親会社の「APAMAN」は、全国に107あるすべての直営の店舗を対象に、同様の不適切な対応がなかったか調査することを決めました。
調査時期は、爆発で被害を受けた住民などへの対応を最優先にしたいとして、年明け以降になるとしています。
また、全国に約1100店あるフランチャイズの店舗については、直営の店舗の調査結果を見て、実施するかどうか検討するとしています。
-- NHK NEWS WEB