日本航空と全日空はことしの春以降の路線計画を発表しました。このうち日本航空は去年の日米航空交渉で決まった羽田空港の新しい発着枠を使って、ことし４月から羽田空港とニューヨークを結ぶ路線を新たに開設することになりました。
日本航空は、羽田空港とニューヨークを結ぶ新たな路線を開設し、ことし４月１日から１日１往復、運航すると発表しました。
新しい路線は去年２月の日米航空交渉で認めらた日中時間帯の発着枠を使うもので、往路は羽田空港を午前中に出発してニューヨークに午前中に到着する便と、復路はニューヨークを午後に出発し、羽田空港に夕方到着する便を予定しています。
日本航空が羽田空港とニューヨークを結ぶ路線を運航するのは、国際線が成田空港に集約された昭和５３年以来３９年ぶりとなります。
羽田＝ニューヨーク線はビジネス客の利用が多く見込まれ、全日空も去年１０月から運航を始めており、競争が激しくなることが予想されます。
一方、全日空は、日本企業の進出が盛んで、日本を訪れる観光客も増加しているインドネシアの首都ジャカルタと羽田空港を結ぶ路線について、今の１日１往復から１日２往復に８月１日以降増便することを発表しました。
-- NHK NEWS WEB
