ニューヨーク株式市場などが大幅に値を下げたことを受けて、25日、アジアの株式市場でも取引開始直後から株価は下落しています。
このうち、上海の株式市場は24日のニューヨーク株式市場や25日の東京株式市場が大幅に値を下げたことを受けて、日本時間の午前10時半の取引開始直後から、幅広い銘柄で売り注文が出ています。
日本時間の午前11時半現在、代表的な指数の「総合指数」は、24日の終値に比べて、およそ2.1%値を下げて取り引きが行われています。
市場関係者は「米中貿易摩擦が激しくなるなか、アメリカの動向を注視している投資家も多く、しばらくは中国国外の要因で株価が動く状況が続きそうだ」と話しています。
このほかの代表的な株価指数をみても、日本時間の午前11時半現在、24日の終値に比べて、台湾がおよそ1.3%、ベトナムがおよそ1.8%、それぞれ下落しています。
-- NHK NEWS WEB