前日のニューヨーク市場や25日の東京株式市場で株価が大幅に値下がりしたことを受けて、アジア各地の株式市場も下落しました。
このうち上海の株式市場は、取り引き開始直後から幅広い銘柄に売り注文が出て、代表的な指数の「総合指数」は、24日の終値より一時、およそ2.5%下落しました。
その後、買い戻しの動きも出て、24日よりおよそ0.8%値下がりして取り引きを終えました。
市場関係者は「米中の貿易摩擦が激しくなる中、アメリカの動向を注視している投資家も多く、しばらくは中国国外の要因で株価が動く状況が続きそうだ」と話しています。
また、クリスマスの日に取り引きが行われたこのほかのアジア各地の株価指数の終値も、台湾やベトナムでいずれもおよそ1.1%下落しました。
-- NHK NEWS WEB