この春、卒業予定の大学生の就職内定率は去年12月1日の時点で85%と調査を始めた平成8年度以降で最も高くなりました。
厚生労働省と文部科学省が共同で全国の大学生4700人を抽出して調査した結果、就職内定率は去年12月1日の時点で85%でした。これは前の年の同じ時期と比べて4.6ポイント高く、調査を始めた平成8年度以降で最も高くなりました。
地域別では、関東が88.3%と最も高く、次いで、近畿が87%、中部が82.6%、北海道・東北が81.6%、九州が79.9%、中国・四国が78.6%となっています。
厚生労働省は「これまで新卒の採用を控えていた企業が採用を再開するなど人手不足を背景に企業の採用意欲が高まっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB