ブラジルのリオデジャネイロで26日、世界的な観光地として知られるコルコバードの丘のキリスト像に通じる道で銃撃戦があり、1人が死亡、複数の銃が押収されました。この場所では、今月22日にも日本人観光客5人が銃で襲われる事件があったばかりでした。
リオデジャネイロのコルコバードの丘付近で、26日午後4時ごろ、地元の警察がパトロール中に盗難車両を発見し犯人との間で銃撃戦になりました。
この際、犯人側1人が死亡し、車の中から複数の銃が押収されたということです。
この場所では、今月22日にも日本人観光客5人を含む15人が乗ったワゴン車が銃で襲われ、現金や携帯電話を奪われる事件があったばかりでした。
コルコバードの丘は頂上に巨大なキリスト像が建ち、リオデジャネイロの町を一望できる世界的な観光地です。日本人観光客にも人気で、地元の旅行会社によりますと、年末年始も日本からの予約が複数入っているということです。
コルコバードの丘では、観光客が道路で待ち伏せされて強盗に襲われるケースが相次いでいるということで、リオデジャネイロにある日本の総領事館は、登山電車を利用するようにしたり持ち物は最小限にとどめたりして警戒するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB