先月、三重県紀北町の高速道路のトンネルで、観光バスの運転手が走行中に意識を失った事故で、運転手にてんかんの疑いがあると診断されたことが、国土交通省中部運輸局への取材で分かりました。警察は事故と関係があるか捜査を進めています。
先月、三重県紀北町の紀勢自動車道のトンネルで、観光バスの46歳の運転手が走行中に意識を失い、トンネルの壁に接触したあと、異変に気付いた乗客がハンドルを操作してバスを止めました。
バスの運行会社から報告書の提出を受けた国土交通省中部運輸局によりますと、運転手が事故のあと医療機関で受けた精密検査で、てんかんの疑いがあると診断されたということです。
事故の前、運転手にてんかんの症状が出たことはなかったということです。
警察は、意識を失った原因が発作によるものか捜査を進めています。
-- NHK NEWS WEB