8日午後、京都府宇治市にある繊維メーカー「ユニチカ」の工場から火が出て従業員3人がけがをしました。警察と消防が火事の原因を調べています。
8日午後2時すぎ、宇治市にある繊維メーカー「ユニチカ」の工場から黒煙が上がっているのをパトロール中の警察官が見つけました。
ユニチカによりますと、火事があったのは、ユニチカ宇治事業所の中にある「重合新館」と呼ばれる5階建ての工場の3階と4階の部分で、消防車12台が消火に当たり、およそ2時間半後に消し止められました。
警察によりますと、この火事で30代と40代、それに60代の男性従業員3人がけがをして、病院に運ばれました。いずれもけがの程度は軽いということです。
ユニチカ宇治事業所はJR宇治駅のすぐ北側にあり、会社側によりますと、工場でフィルムやナイロン樹脂を生産する過程で原料の混ぜ合わせなどをする設備から火が出たということです。
警察と消防が火事の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB