安倍総理大臣は、オランダのルッテ首相、イギリスのメイ首相との個別の首脳会談に臨むため、最初の訪問国オランダに向けて出発しました。これに先立ち、安倍総理大臣は記者団に対し、メイ首相との会談で、イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱が日本企業の活動や世界経済に大きな影響を与えることがないよう働きかける考えを示しました。
安倍総理大臣は、オランダのルッテ首相、イギリスのメイ首相との個別の首脳会談などに臨むため、9日午前11時前、最初の訪問国オランダに向けて政府専用機で羽田空港を出発しました。
これに先立って、安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し、「今回の訪問は日本の首相としての訪問であると同時に、G20大阪サミットの議長としての訪問だ。ルッテ首相やメイ首相と、世界経済と貿易、あるいは地球規模の課題など広範な課題について意見交換を行い、G20の成功に向けた協力を確認したい」と述べました。
また、安倍総理大臣は「イギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱には世界の注目が集まっている。今週、英国の議会で審議が再開され、来週、採決される。日本の考え方をしっかりと伝え、話し合っていきたい」と述べ、イギリスのEUからの離脱が日本企業の活動や世界経済に大きな影響を与えることがないよう働きかける考えを示しました。
-- NHK NEWS WEB